よその子と過ごす日

雨上がりの庭はしっとり、
長靴でお散歩するのが楽しいね。

去年から物置に眠っていた朝顔の種を植えることにしました。
植木鉢をどかすと、
大量のだんごむし〜!!うじゃ〜っと。
去年収穫した芋のかけらに群がるだんごむし。
かわいい!という人もいれば、
気持ち悪い!という人もいる。
娘には「風の谷のナウシカ」の王蟲に見えるみたい。うん、それもわかる。
夏に朝顔のカーテン、できてるといいな♪お楽しみに。

さて今日は初めての企画、
よその子と過ごす日。

利用者さんが1組だったので、
スタッフと利用者さんで、母同士がチェンジして子どもと関わっていきました。
あそびもですが、ご飯の時間も同様に過ごしてみました。

前からよく知ってるお母さんで、自分のこともわかっているので、安心感があったのかな、
子どもたちもとても落ち着いてたね。

やってみた感想。
自分の子どもよりも年上だから、関わり方がわからなかったけど、Nちゃんが引っ張っていってくれた。
Nちゃんのお母さんはすごい懐いてたっていったけど、緊張しているように思えた。

自分の子じゃないとどう接していいか初めはわからないもの。同じように接しても全然違う返しが来たり、え?そんなことできちゃうの?と驚かされたり。一人一人違うから、難しいけど、それがまた面白い。
自分の子とは違う感覚を感じられたのは素敵な気付きだったんじゃないかなと思いました。

この機会をやりたいと思ったきっかけは、水野秀昭さんのコラムでした。

水野さんは日本で初めてプレリーダーという職業(子どもがいきいきとあそぶことのできる環境をつくる役割)に就いて以来36年にわたり子どものあそびに関わり続けている方です。

そのコラムの中に、
『周りの大人みんなで子どもたちを育てていく環境』
という文にピンときました。

自分の子だとちょっとしたことでもなんだかイライラしてしまう、周りの人の目があると余計にイライラしてしまう。でも、それがよその子だと笑っていられる。この違いはなんなんだろう。客観的にみれるからなのかな。
よその子と過ごすと、自然と心がおおらかになって、その子の気持ちをそのまま受け止めてあげられる。
お母さんも自身の親子関係が煮詰らなくて済むし、子育ての仲間ができたことで心強さにつながる。
そして、そういう空気が全体に広まれば、

私がしっかりこの子を育てていかなきゃ!

なんて気を張らなくても、
『みんなでこどもたちを見守っていくんだ、みんなが見てくれてるから大丈夫、自分だけでやらなくてもいいんだ』
って心を緩ませて子育てができるんじゃないか、って思ったのです。

そしておててのいえは、そういう空気が自然と流れている場所だなぁって思うのです。

こんな思いで企画しました。
また機会があれば他のお母さんたちとも取り組んでみたいな、やってみた感想などフリートークしたいです♡

親たちみんなで、みんなの子どもを見守っていける、そういう環境をこれからも大事にしていきたいなぁ。





おかわりの会

人を繋げ、地域を繋げ、明日へ繋がる子育ちを。

0コメント

  • 1000 / 1000